そろそろ新しい塗装ブースが欲しくてamazonを見ていたらこんなものを見つけた

1万円以下というファン付きにしては格安の値段
星3の一件しかない微妙な評価
聞いたこともないQUTBAGというメーカー
とりあえずポチるのにはいささか勇気がいる品物である
ただ形はネロブース風でファンも20cmとデカめで中々よさそうにも感じる
何しろネロブースだったり、似たのだったりは3万以上する高額商品である
それだけにこの安さは破格である
ネロブース風の自作キットでも1万越えなんだから本当に破格である
なのでええいままよと購入してみて実際どうだったのか書いていく
中国発送
Medium FiberとPVCの二種類の素材があり値段は数百円の差だったので高い方のPVCを選択
よくよく調べてみると木材系と塩ビ系の違いらしい
木材は水分に弱いからあんまりよくなさそうだし
PVCも溶剤で劣化する可能性があるから悩ましい選択である
複数の出品者がいてamazonが出してるのは無し
4月8日購入で到着予定が20日以降のものばかりだったので一番早かった
15日~19日到着と書いてあったGUOGUOビジネスで購入
そして購入後に出品者の微妙な評価で気づく
これ中国発送じゃんと
たしかに聞いたこともないメーカーで格安で到着が遅いのなんて中国に決まってるのに
購入後まで中国発送なんて頭になかった
というかamazonで外国から発送されるものを初めて購入したのでそんな考えが浮かばなかった
少し心配になりつつキャンセルはせず無事届くことを期待して待つ
- 4月9日中国から発送
この間は追跡できないので毎日がドキドキ - 4月17日やっと国内の佐川のりんくう営業所に届き追跡が反映される
一つの壁を越え安堵
ただ一日中集荷のままでりんく営業所の遅い評判を聞き心配になる - 4月19日お届け予定日以内に無事到着
みたいな感じで輸送中は無事届くか心配だったけど
問題なく無事予定どおりに到着
開封

品名がネイルマシンで一瞬?が浮かぶが確かにネイル用塗装ブースみたいに商品名が書いてあった

GUGU?GUOGUOじゃなかったかと思いつつ開封していく

緩衝材はしっかり入っていた

amazonの画像にはなかったダクトが入っていた
ダクトを買わずに様子見していたのでよかった

全部で6点説明書などは無し、見た感じでなんとなく作っていきます

左から天面、後ろ面、底面

左から右面、左面、中板

板を見た瞬間バリすげーさすが格安と思いました
ただこれ作ってる途中で気づくのですが
バリではなく保護フィルムだったみたいで剥がせば綺麗でした
作ってる後半で気づいたのでこれ以降の写真でもこのバリみたいなのは沢山写ります

ヒビなんかが少しありました、強度的に問題ないだろうけどやっぱり嫌ですね

微妙に曲がってたり、値段相応の中華クオリティを見せつけてきます

板はだいたい5mmなので結構分厚く丈夫です

LEDの箱はすこしボロボロ

LEDはシンプルでしっかりオンオフで光りました

ただLEDのカバーの両端もボロボロ、使う分には問題なので自分は放置しましたが
気になる人は瞬間接着剤でも使って補強しとくといいかも

LEDの電源コードは既に汚れてました、電源ボタンはシンプル
あとコンセント部分が左と右で大きさが違うタイプなので壁コンセントは大抵大丈夫でしょうが
延長コードなどで対応してないものもあるので気を付けてください

20cmなのでだいぶ大きいです
ファン自体は普通のプロペラファンです

ファンの内側

ファンのスペック

ファンは一応無段階調節でした
ただ現在の位置が分かりづらいので多分調整せずに全開で使うと思います

あとこれもコンセント部分が左と右で大きさが違うタイプなので壁コンセントは大抵大丈夫でしょうが
延長コードなどで対応してないものもあるので気を付けてください

本体の組み立て説明書はなかったのにファンの説明書はあった

黒いパーツは画像では数が揃ってないように見えるが12個づつちゃんとある
一個がくっついていて気づかず写真を撮ってしまった
ドライバーは付属

小さいネジ44、長いネジ4、ナット51
後で分かりますが、仕様なのか入れ忘れなのか4本ほど短い方が足りなかったです
以上で開封完了
組み立て
組み立てするにあたり説明書がないため
これから書いていく組み立て方法は間違ってる場合もあります
あくまで参考程度によろしくお願いします
組み立て作業は自分は二人でやって1時間かかりました
ネジをしめる作業が一人だと中々大変なので二人でつくるほうがおすすめです
作業自体は力はいらないけどネジ締めでラジオペンチなどがあるといいです
1
まず板についてる保護フィルムをはがします
2

1辺だけ穴が開いてない板である底板の四隅に適当に足のクッションを貼り付けます
3

底板に横板を取り付けます
黒いパーツをネジでしめていきます


自分は画像のようにネジ頭が外にくるようにやりました
黒いパーツ内でナットをしめるために小さい隙間に入るラジオペンチなどがあると楽です
4

後ろの板を同じ要領で取り付けます
5

中板をはめこみつつ残りの横板をつけます
ここらへんが一人だと面倒な部分です
支えくれるもう一人とやるのがおすすめです
6

前面の上部分の板を取り付けます
自分はここでネジが四本足りなかったので
二本ずつで固定してます、強度的にはそこまで問題ない気がするのでもしかしたら仕様かも
もし自分と同じようにネジが足りなくて気にする方は、同じようなネジを購入してきてください

ここまで作ってバリっぽいのが保護フィルムだと自分は遅れながらに気づきました
自分は今更ばらすのも面倒なので部分的に取って一部はそのままにしてます
7

上板にとりかかるまえにすべての黒いパーツに蓋をしていきます
8

上板の穴が二つずつ空いてる近くにLEDを貼り付けます
場所は理想は真ん中ですが自分は置くときに線を出す方を多く空間をとってます
電源のケーブルが根本は固いのであまりタイトだと使いずらいです
9

上の板にファンを取り付けのせて完成
あと上の板は固定されてなく置いてあるだけなのでメンテナンスは楽だと思います
全体の感じ

格安中華クオリティなので微妙に寸法があってなかったりします
ファンが吸い取るのでここから漏れることはありませんが気分的には微妙かもです

LEDをつけるとこんな感じ、そこそこ明るいです
ファンの動作音はこんな感じ、撮影はiphonese2なので参考程度に
ファンによってる画から35秒辺りで離れた後は無段階調整で弱くしてます
デジベルXというIOSアプリで調べたら最大の時は65デジベル前後最低近くは35デジベルでした
ただ最低付近は結構弱い気がしたので使うなら50デジベル以上の強さぐらいがおすすめかも
全体の大きさはしっかりと測ってないですが、amazon記載の寸法とそう違わないと思います
ダクトの長さは1.5米と書いてありました
伸ばして測って1.45mぐらいだったので、きっちり伸ばし切れば1.5mはちゃんとあると思います
まとめ
格安な値段相応の部分は色々な所にあり誰にでもおすすめできるとは絶対言えないないが
しっかり中国から買う覚悟を持って自作できる方なら大丈夫です
個人的には前に使ってたクレオスのスーパーブースよりかは気に入ってます
この後実際に塗装に使っていき不具合や不満点がでたらまた書きます
買う時の注意ですが、この商品を取り扱ってる店がamazonに8ぐらいありますが
たぶん全部中国ですのでしっかり届くかは未知数です
半分ぐらいの店は評価もない新規店なのでかなり怪しいです
自分が買った一番評価がマシだったGUOGUOビジネスですら
評価は3.4で届きませんでしたの評価があります
中国から絶対に届く保証はないので相応の覚悟は必要というそんなお話